2008年11月12日水曜日

オックスフォード学生の人気スポット










観光地として有名なオックスフォードは、人口約13万人の一割は大学生と言われる大学都市です。そのオックスフォードの大学生たちに人気のスポットをご紹介します。

ムームーズ(Moo Moo's)
カバード・マーケット内にある、ミルクシェーキとスムージー専門店です。カバード・マーケットは「屋根付き市場」という名前の通り建物内にあるマーケットで、2mほどしかない狭い道が特徴的です。カフェ、食料品店や花屋、靴屋などの店舗が並んでいます。
ムームーズのミルクシェーキはアイスクリームを中心に、フルーツ、クッキー、キャラメルなどお好みの材料をミックスしたものです。バラエティーに富んだそのメニューはおよそ100! かわいらしい牛のロゴは、新鮮な牛乳を使用している店のポリシーを強調しています。
店の外装や紙コップのデザインなど、すべてにピンクが使われています。男子学生にとってはひとりでシェーキを買いに来るには恥ずかしいらしく、女友だち、あるいは彼女と来る人が多いようです。

ジー・アンド・ディーズ(G&Ds)
ジー・アンド・ディーズは手作りアイスクリーム店です。
創立者は何と、当時オックスフォードの現役大学生とその友人たちだというこのアイスクリーム店は、オックスフォードに3件もの店舗を構えています。
数あるフレーバーのアイスクリームの中でも、「オックスフォード・ブルー」がおすすめです。
ブルーベリー味のこのアイスの名前は、「学期の5週目になるとうんざりする」というオックスフォードの大学生たちの気持ちを表しています。一口食べると、オックスフォードの大学生たちの気持ちが分かるかもしれません。
カウンターには牛の形のチップ入れ。ここでも牛は人気のようですね。(写真2)

ハーヴィーズ(Harvey's)
学生たちに人気のサンドイッチショップ・カフェです。イタリアのパン、チアバッタがおすすめ。ほかにもバゲット、スープもあります。
とても小さなカフェで、店内で座って食事ができるスペースは3人がけのテーブルが3つしかありません。
ほとんどの来客がテイクアウトでサンドイッチを購入します。学生たちは朝のレクチャーの前にここに訪れ、歩きながら食事をとるというのが日課のようです。(写真3)

ノリントン・ルーム(Norrington Room)
オックスフォードにはおよそ9つほどの書店がありますが、学生の教科書やテキストを扱っている専門店が一カ所あります。
書店名はブラックウェルですが、アーサー・ノリントン卿の名前に由来してノリントン・ルームの名前で親しまれているこの店は、数学、科学、言語学、哲学、地理学など、ありとあらゆる分野の専門書を扱っています。
見た目はとても小さな書店ですが、一歩入って地下階に下りるとその広さに驚きます。ルームと言われるだけあって、ひとつの大きな部屋に本棚が敷きつめられています。
10,000平方フィート(3000平方メートル)もあるこの書店は、本を売っている部屋の中でも一番大きなものとして、ギネスブック候補にあがったほどです。(写真4)

ラドクリフ・カメラ(Radcliffe Camera)
カメラとはラテン語で「アーチ型の屋根を持つ部屋」という意味。その名の通りアーチ型の屋根が美しいこの建物は、オックスフォードの中心部にあります。
国王の医師をしていたジョン・ラドクリフ氏が所有していた膨大な量の書物を保管する場所として、1748年に建物が完成させた建物です。現在はボードリアン図書館の読書室として使われています。
書店と同じく数多くの図書館があるオックスフォードですが、このラドクリフ・カメラはこの型の図書館としてはイギリス最古のものです。
残念ながら一般公開はされていません。オックスフォードの大学の図書カードを持った学生のみが利用できる場所となっています。(写真5)

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